家づくりの基礎知識

家族の会話が自然と生まれる、心地よい暮らしのためのリノベーション #家づくりの設計図002

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理想の住まいをつくりませんか? きづき屋に相談する

マンションリノベーションを考えている人、自分らしい暮らしやワクワクする家づくりをしたい人に、『クリエイティブ不動産 きづき屋』のリノベーション物件をご紹介しながら家づくりの“きづき”を見つけるYOieの#家づくりの設計図。

今回は、築47年のビンテージマンションの一室をフルリノベーションした『マンハイム山科』をご紹介します。

暮らしやすく機能的な住まいを目指して間取り変更

2024年にフルリノベーションされた『マンハイム山科』。山科駅徒歩7分、交通に便利な京都外環状線沿いにある築47年のヴィンテージマンションです。築年数こそ古いですが、耐震補強工事が完了しており、新耐震基準マンションとして安全性が確保されています。

以前の間取りでは、61.6㎡と広さはあるものの個室が3室あったために収納スペースが少なく、全体的に窮屈な印象がありました。また、ベランダ側に個室が作られていたので、リビングダイニングに光が入らず暗い印象になっているところも難点でした。

そこできづき屋では、カップルや夫婦での二人暮らし、小さなお子さんのいるご家族をイメージし、3DKから2LDK+WCに変更。全体的にゆとりを持たせ、収納も十分に確保しました。また、キッチンを中心とした明るく広々としたリビングダイニングへとリノベーションし、家族の会話が自然と増え、コミュニケーションが生まれやすいような住まいに変化させました。

設計Point1:お料理好きなご夫婦にも!収納と使い勝手を重視した広々キッチン

マンハイム山科は、お料理が趣味の方にも満足していただけるよう、キッチンを中心とした広々としたリビングを設計。家族やお友達をお家に招待したときは、お料理をしながら会話も楽しめるよう、広々としたカウンターの前にダイニングスペースを設けています。

大容量ながら、見せない収納でスッキリと。

2LDKのマンションでは珍しく、大きなサイズのキッチンを採用。食材のストックや調理器具、お皿など、たくさんのアイテムを置いておける収納力抜群の可動棚も魅力です。

キッチングッズだけでなく、生活感の出やすい日用品などのアイテムも収納しておけるうえ、リビングからは見えにくいので空間全体をすっきりと保つことができます。

お掃除のしやすさも魅力

キッチンには、玄関の床と同じフロアタイルを使用。強度があって汚れが目立ちにくく、また汚れてもお掃除がしやすい素材です。日々のお掃除が楽になるので、キッチンをいつでも美しい状態に保つことができて、お料理をするのがきっと楽しくなります。

設計Point2:おしゃれと機能性を両立させたスペースの活用

限られたスペースで最大限に活用し、リビングの壁面に収納を設けました。収納の扉がないので圧迫感がなくスッキリとした空間が実現。壁面収納にはシックな色合いの壁紙を採用し、デザイン性と機能性を両立させたより快適な空間です。

アクセスしやすいウォークスルークローゼット

主寝室には大容量のウォークスルークローゼットを設置。L字型にポールを取り付けてあるので、ご夫婦2人分の衣類も十分収納できます。

寝室へは、リビングダイニングと廊下側のどちらからでもアクセスしやすいように扉をつけ、使い勝手の良さを考えた作りです。

木の温もりを感じるデザイン

寝室の明かり取りとしてつけられた小窓は、今回のリノベーションに合わせて作られた特注のもの。無機質なクロスの壁ですが、こうしたちょっとした工夫でおしゃれに仕上がります。

また、フローリングにも無垢材を使用。鉄骨マンションでありながらも、木の温もりが感じられる柔らかな雰囲気のお部屋になりました。

設計Point3:フルリノベーションの強みを活かした広々玄関まわり

以前の間取りは、築古マンションならではの狭小玄関。できるだけ個室を多く取るために、玄関や脱衣所などの水回りのスペースが犠牲になっていました。

きづき屋では、家族みんなが毎日使用する洗面所や脱衣所、そして来客時に目につきやすい玄関スペースこそ広さと使い勝手が必要だと考え、玄関横にあった5.2畳の部屋を少し小さく、その分廊下の幅を広くしました。これまで靴箱が置けないほど狭かった玄関を広げ、収納棚も設置。靴の収納場所も十分に確保されています。

淡いグリーンのタイルがかわいい造作の洗面台は、毎日使う場所だからこそ、気分が上がるようなデザインを採用しています。

限られたスペースを活かした収納や“おこもりトイレ”

今回のリノベーションでは、洗面スペースの脇やキッチンカウンターの隅など、限られたスペースを有効活用した収納も特徴です。収納扉の取っ手を無くして目立たなくしたり、デッドスペースになりがちな部分を棚として利用することで、新たに家具を置く必要がなくなり、その分部屋を広々と使うことができます。

また、構造上トイレの位置や広さがネックだった『マンハイム山科』ですが、”限られたスペースをどう活用するか”は、きづき屋の得意分野。狭さを活かし、“おこもり感“のある空間に。ダークグレーの床材と淡いグレーの壁紙を採用し、照明は少し落とし気味に。他の部屋とは雰囲気を変えた、自分だけの落ち着ける空間をイメージしました。

自分たちらしくゆったりと暮らせるリノベーション物件『マンハイム山科』

コンパクトながらも、使い勝手の良さを重視した『マンハイム山科』。

築年数を感じさせない最新の設備と、この場所で暮らす方を思った細やかな工夫が詰まったリノベーションマンション。ご家族それぞれが自分たちらしくゆったりと暮らすイメージを体感してみてください。

『マンハイム山科』は、現在オープンハウス開催中です。事前予約でいつでも内覧可能!

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YOie編集部

執筆 YOie編集部

「デザイン思考」で家づくりをする、きづき屋のメンバーたち。クリエイティブな視点で独自のお部屋づくりのお手伝いをいたします。

浅井一樹

監修 浅井一樹

クリエイティブ不動産 きづき屋 代表取締役
「不動産業界をもっとクリエイティブに」をコンセプトに、物件選びからプランニング、施工まで、一貫したリノベーション工事を手がけています。狭い物件や制限のある物件でも、視点を変え、物件が持っている可能性に “気付き“、価値のあるものへと変えていくことを得意とし、つい友達に話したくなるような、住む人の想いが詰まった家づくりで、楽しみながら暮らす人を増やすことを目指しています。