【初心者必見！】自分好みの暮らしを叶えるマンションリノベーションの基礎知識 #家づくりの基礎知識002

自由度の高さが魅力のマンションリノベーション。新築マンションに比べて費用が抑えられることや、新築同様の部屋に住めるとして、近年人気が高まっています。

今回は、マンションリノベーションの特徴や注意点、リノベーション業者の選び方のポイントなど、マンションリノベーションに関する基礎知識をご紹介します。マンションリノベーションに興味がある方、これからマンションリノベーションを検討している方は参考にしてみてくださいね。

初めてのマンションリノベーション、何から始めればいい？

マンションリノベーションは一生でそう何度も経験するものではありません。つまり、ほとんどの方がリノベーション初心者。何から始めればいいのか、誰に頼めばいいのか、工事期間はどのくらいかかるのか、わからないことだらけですよね。

わからないまま中古マンションを購入したりリノベーションをスタートしてしまうと、いざ住み始めてから「こうすればよかった」「ああすればよかった」と後悔してしまうことにも。理想の暮らしを叶えるためにも、リノベーションに関する基本的な知識を身につけてから、リノベーションをスタートしたいですね。

「リノベーション」と「リフォーム」の違い

最近よく耳にするようになった「リノベーション」という言葉。家屋の修繕工事では「リフォーム」という言葉も使われますが、どんな違いがあるのかご存知でしょうか。

リフォーム・・・古くなった内装や設備を新しいものに取り替える

リノベーション・・・今あるものを壊して新しいものに作り変える

なんとなく同じような意味で使っている人も多いかもしれませんが、「リノベーション」と「リフォーム」には上記のような違いがあります。

トイレやキッチン、お風呂を新しいものにする、クロスの張り替える、外壁の塗装を行うなど一部分だけを改修したり傷んだ箇所を修繕したりする小規模な工事を「リフォーム」と呼ぶのに対し、部屋の間取りを変えたり内装を自分の好みに合わせてデザインを一新するなど物件全体を改修する工事を「リノベーション」と呼びます。

かつての日本の住宅は、物件内を細かく区切って部屋数を多く取るのが一般的でしたが、近年は部屋数にこだわらず、空間を広々と使ったレイアウトや住む人にとって心地いい間取りが取り入れられるようになりました。それに合わせて、古い部分だけを新しくする「リフォーム」ではなく、現代のライフスタイルに合わせた内装や設備、デザインに作り変えて、物件に新たな価値をプラスする「リノベーション」に注目が集まっています。

とはいえ、どこまでがリフォームでどこからがリノベーションといった明確なルールや法的な定義はありません。デザイン設計まで行う工事を「リノベーション工事」と呼んだり、デザイン設計は行わない工事を「リフォーム工事」と呼んだりと、リフォーム会社や企業によって呼び方もさまざまです。

新築マンションとの違いは？

新築マンションを購入するか、中古物件を購入して一部分だけリをフォームをするか、それとも自分好みの住まいにリノベーションをして住むか。マンション暮らしの選択肢はさまざまです。リノベーションを始める前に、まずは新築マンションの特徴とリノベーション物件の違いを知っておきましょう。

すべてが最新の新築マンション

新築マンションの大きな特徴は、まだ誰も住んでいない全く新しい物件であること。構造自体も新しく、外観や共用部分も含め最新のデザインや設備が備わっています。また、築年数の古いマンションはエントランスが狭く、共用部分は最低限の設備しか備わっていないことも多いものですが、新築マンションはホテルのような明るく開放的なエントランスや最新の宅配ボックス、ゲストルームや会議室など、共有部分も充実した物件が増えています。

一方リノベーション物件の場合は、内装や設備は新築同様に作り変えることができても構造までは変えることができません。また、マンションの外観やエントランス、廊下、エレベーターなどの共有部分は古いデザイン・設備のままです。

新築マンションは間取りやレイアウトは選べない

新築マンションのほとんどは、間取りやレイアウトなどあらかじめ決められた状態で販売されています。購入者が、あとから家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、細かい部分までこだわって選ぶことはできません。そのため、住み始めてから不自由に感じる部分や使い勝手が良くないと感じる部分がどうしても出てきます。

リノベーションの場合は、壁を取り壊して間取りを大きく変更したり、レイアウトを変えて使い勝手のいい住まいに作り変えたりと、より細部まで自分の希望や理想を取り入れることができる利点があります。

新築マンションはやっぱり高い

まだ誰も住んでない真新しい新築マンションは、当然購入価格は高くなります。駅近や人で賑わう人気のエリアに建てられたマンションになればなおさら。

それに比べ、中古マンションを購入し新築同様にリノベーションすれば、新築マンションよりも2〜3割安い価格で収まります。

マンションリノベーションに向いているのはどんな人？

マンションリノベーションが向いているのは、自分らしい暮らしを実現したい人です。

例えば、新築マンションやすでにリノベーションが完了している物件はすでに完成した状態なので、住む人が物件の間取りやレイアウトに合わせて生活をしていくことになります。マンションそのものが新しく、現代風の広々とした空間や最新の設備といった暮らしやすい反面、どうしてもフィットしない部分が出てくるものです。

リノベーションは、自分の理想とする住まいや家族構成、趣味や働き方などのライフスタイルに合わせて好きなように作ることができるので、より理想の暮らしに近づけることができます。

大手がいい？それとも専門店？リノベーション業者を選ぶポイント

マンションリノベーションでは、業者選びは重要なポイント。全国的に名前の知れている大手企業からや小規模な地元密着型の会社までさまざまな会社がありますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

安心の大手企業

大手企業にリノベーションをお願いするメリットは、やはり実績の多さです。リノベーション経験が豊富でさまざまなケースに対応できるほか、長期保証やアフターケアなど手厚いサポートもあります。毎年たくさんの物件を手がけているため、モデルルームを構えていたり完成見学会などを頻繁に開催していることも多く、仕上がりイメージを実際に見て確認できるものメリット。

一方、大手企業の場合は、実際の工事は下請け企業に依頼している場合や、広告や宣伝にかかる費用が上乗せされて通常より割高な費用になることもあります。

 地域密着型の中堅企業

地元で比較的規模の大きい工務店や企業は、地元の情報に精通しています。気候や地形など地域特性や各エリアの情報にも詳しいので、単なるリノベーション工事にとどまらず、いろいろな相談ができることが特徴です。

中堅会社の場合、チェックしたいのは得意分野。デザインに強い会社（自社でデザイン、施工は外部業者）の場合、マンションリノベーションの経験が豊富かどうかや構造部分まで豊富な知識を持っているか、不動産知識（価格相場や資産価値など）まで詳しいかといったところを確認しておきましょう。

 リノベーションを専門とする会社

中古マンションを探すところから始める場合は、不動産から工事、アフターフォローまで一貫して依頼できる会社に依頼するのも一つの方法です。

マンションは資産なので、価格の相場や資産価値を含めて購入・リノベーションをする必要があります。YOieを運営するクリエイティブ不動産 きづき屋では、物件探しからデザイン、施工までをワンストップで行うマンションリノベーションの専門店です。物件の可能性を最大限に引き出す提案を得意とし、お客様の思いや理想を形にし、将来的な資産価値を高めるリノベーション工事を行っています。

※きづきやHPにリンク？

リノベーションの期間の目安

マンションリノベーションをスタートしてからどのくらいの期間で住み始めることができるのか、リノベーションのスケジュールを把握しておきましょう。

リノベーションの工程は？

リノベーション工事の基本的なスケジュールは以下です。

すでに物件がある場合、工事期間は約6ヶ月

すでに物件を購入している場合や、今住んでいるマンションをリノベーションする場合、リノベーション工事にかかる時間は6ヶ月程度が一般的です。

面積が小さい物件や小規模なリノベーションなら着工から引き渡しまで数ヶ月ということも。

物件探しから始める場合は約6ヶ月〜1年以上

中古マンションを探すところからスタートする場合、人気エリアの物件や希望条件が多ければ多いほど物件探しは難易度が上がります。理想の物件に出会えるかどうかはタイミングや運命的なところもあるので、すぐに物件を見つかれば6ヶ月程度で住み始めることができますが、理想の物件が見つからない場合は住み始めるまでに1年以上と長期戦になることも。

リノベーション工事が長引くとどんな影響がある？

今ある物件をリノベーションする場合は仮住まいが必要になるので、長引けば長引くほど家賃がかかってくることは念頭に置いておきましょう。また、中古マンションを購入し工事をする場合も、工事が完了し引越しするまでは今住んでいる部屋の家賃を払い続ける必要があります。

リノベーション工事スケジュールを把握しておくと、仮住まいにかかる家賃、ローンとの二重払いが発生する期間、引越しのスケジュールなど、新生活に向けた準備がしやすくなります。

マンションリノベーションの基礎知識まとめ

より自分らしい暮らしを叶えることができるマンションリノベーション。工事の特徴や、業者の選び方、リノベーションのスケジュールなど、基本的な情報をお伝えしました。

Yoieを運営する「クリエイティブ不動産 きづき屋」では、中古マンションの物件選びからプランニング、施工まで、一貫したリノベーション工事を手がけています。

狭い物件や制限のある物件でも、視点を変え、物件が持っている可能性に “気付き”、価値のあるものへと変えていくことを得意とし、つい友達に話したくなるような、住む人の想いが詰まった家づくりで、楽しみながら暮らす人を増やすことを目指しています。

リノベーション工事をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください！