家づくりの先輩に学ぶ

オシャレな暮らしと家族みんなの快適さを実現したリノベ-ション #家づくりの先輩宅探索001

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理想の住まいをつくりませんか? きづき屋に相談する

YOieではリノベーションを通して自分らしい暮らしを実現した家づくりの先輩たちにインタビューし、家づくりのアイデアやリノベーションのポイントをご紹介しています。

今回インタビューにご協力いただいたのは、獣医師のご主人とトリマーの奥様の小野様ご夫婦。約10年前に新築で建てられた店舗兼住居の、2階の住居スペースをきづき屋がフルリノベーションさせていただきました。

お子さんたちの成長やライフスタイルの変化とともにリノベーションを決意された小野様の家づくりについてお話を伺いました。

Point1:たっぷりの収納を備えた使いやすキッチン。

リノベーション前は、リビングダイニングの真ん中に大きなアイランドキッチンが置かれていました。そのため、ダイニングテーブルを置くと圧迫感があり部屋が狭く感じられたそうで、最終的にはダイニングテーブルを撤去してリビングテーブルで座って食事をされていたといいます。

キッチンを中心とした明るい部屋に生まれ変わった小野様邸。キッチン横には大容量の収納も。

奥様:憧れのアイランドキッチンを採用したのに、キッチンだけが浮いていて。キッチンで作ったものをリビングまで運んで、食べ終わったら食器を運んで、行って帰って座って立ち上がって、というのを食事のたびにする生活がすごく辛かったんです。
今の間取りはほんとに家事がしやすい。子どもたちも、何も言わなくても食事のあとの片付けを手伝ってくれますし、お料理をしたいと言ってくれることが増えました。収納も増えたので家じゅうが物で溢れているということがなくなってイライラもしなくなり、前よりすごく優しくなれるんです。

イカを捌くパパの姿を見て、お子さんたちも興味を示してくれているそう!

ご主人の趣味がイカ釣りだと伺い、シンクに取り付けて作業ができるプレートもご提案。イカの墨が飛び散ってキッチンの汚れが気になっていましたが、プレートの上で捌くことができるようになり、以前よりも捌きやすく、掃除がしやすくなったそうです。

Point2:洗面スペースを廊下へ!スペースを有効活用してゆったり使える空間に

通路としてしか使い道のなかった廊下を利用して洗面スペースに。

浴室に隣接した洗面・脱衣所から洗面だけを廊下に移動。普段は使用しない廊下の一角を洗面スペースにすることでスペースを有効活用できるようになり、脱衣所は家事室を兼ねた広々としたスペースになりました。

以前は洗面所よりもキッチンの方が玄関に近く、帰宅後はキッチンで手を洗っていたお子さんたちも、リノベーション後は洗面スペースで手を洗ってくれるようになったそう。

キッチンからもアクセス可能。洗面所がなくなったことで脱衣所兼家事室としてゆったり使えるように。

奥様:洗面所と脱衣所、洗濯機置き場はワンセットというイメージしかなかったので、洗面所だけを廊下に出すアイデアを聞いたときは、「そんなこともあるんだ!」とすごく驚きました。

Point3:人にもペットにも、快適で暮らしやすいリノベーション

ダイニングの一角に作ったネコちゃんのスペース。

小野様ご家族と一緒に暮らす2匹のネコちゃんのために、ダイニングの壁面収納を有効活用して専用のスペースをご提案しました。上部の収納棚にネコちゃんご飯やトイレ用品をまとめて収納できます。

また、匂い対策としてトイレの上部に小型の換気扇を設置。ダクトを通して匂いを外に逃がしているので、匂いがこもる心配がなく人も猫もより快適に暮らすことができます。

ダイニングの収納の一角に作ったネコちゃん専用のスペース。上部の収納には、ペットアイテムをまとめて置いておける。

ご主人「猫はとてもきれい好きな生き物なので、トイレの匂いがこもっていると嫌がって、その場所でトイレをしなくなることもあります。夜になると寝室で寝ていることも多いので、トイレスペースと寝室のに箇所に換気扇をつけていただきました」

リノベーション前は、ネコちゃんが爪を研ぐので壁紙がボロボロになってしまっていた小野様邸。今回、爪研ぎ対策として丈夫で傷がつきにくい壁紙を採用。通常の壁紙は猫の爪など細く鋭いものが当たるとすぐに刺さってすぐに傷がついてしまいますが、表面がコーティングされている壁紙なので爪が入りにくく傷になりにくくなっています。

今のところネコちゃんによる爪研ぎの被害はないそうなので、壁紙の効果が出ているようです。 

“クリエイティブ不動産”って一体なに?家族が笑顔になれた小野様邸リノベーションエピソード

小野様ご一家のリノベーションが完成したのは2024年の春。

新築当初はご夫婦とワンちゃん1匹、ネコちゃん2匹という家族構成でしたが、お子さんたちが産まれ家族構成やライフスタイルが変化したことがリノベーションのきっかけになったといいます。

奥様:もともとは個室が二部屋しかなかったんです。そのうち一部屋は、将来的に壁を作ってそれぞれ子ども部屋として使う予定でしたが、収納が少なく家の中が常にモノで溢れていたり猫が壁紙をボロボロにしてしまっていたりしてとても友達を呼べるような家ではありませんでした。娘たちも大きくなりいよいよ部屋が必要だというタイミングで、いっそのこと家全体のリフォームを考えてみようということになりました。

ご主人:家を建てた当初はお金もなかったし、二人とも仕事中心の生活で、どちらかといえば病院のほうを重視したこともあって。今考えると、「こんな家に住みたい」という具体的なイメージがないまま、ただ住むだけの家になっていましたね。

今回のリノベーションを行う数年前に、一度リフォーム会社を探されたことがあるそう。建て替えや隣の土地を購入して増築をするなども視野に入れ、モデルハウスの見学にも行かれたそうですが、結果的にリフォームは実現されませんでした。

奥様:一旦は諦めたのですが、そのあともリフォームをしたいという思いをずーっと持ち続けていて。すると去年、近所のマンションの前に『クリエイティブ不動産 きづき屋』って書かれたノボリが立っていたんです「“クリエイティブ不動産”って一体なんだろう、どんな会社なんだろう……」ってすごく気になって。ホームページで検索したら、まさに私が「こういう家に住みたい!」とイメージしていたお家を作っておられたんです。

「これこれ!こんな会社さんを探してた!」とすぐにきづき屋に問い合わせをされたそうですが、奥様からお話を聞いたご主人は少し慎重な意見だったといいます。

ご主人:信用できる会社さんかどうかはもちろんですが、私たちはリノベーションについての知識が全然ないので、他社と比べないことには適正価格すらわかりません。妻から話を聞いたときは少し慎重になったのですが、実際にお話をさせてもらって、すごくいい人たち、いい会社さんだなという印象を持ちました。特に、社長さんの人柄が決め手になりましたね。検討材料はもちろん必要ですが、会社選びは縁や相性も大切だと思ったので、そのままきづき屋さんにお願いすることにしました。

奥様:どんな人たちが来るのかという不安は大きかったです。でも、初回の打ち合わせで社長さんと現場監督さんとお会いして、「この人たちなら家づくりのことを安心して相談できそう」と思いました。

決めることが多すぎて選べない。きづき屋さんからプランをご提案いただけて助かりました

家づくりをはじめるにあたってどのようなご希望がありましたか、と伺うと、おふたりからは「きづき屋さんにおまかせしました」と返ってきました。

奥様:あれだけ毎日「ここを変えたい」「この部分がこうだったらいいのに」と思っていたのに、いざ打ち合わせが始まると、頭の中のイメージをうまく伝えることができませんでした。希望がありすぎて伝えきれなかったんですよね。最初に家を建てたときも「天井はどうしますか」「この部屋はどうしますか」というようになにからなにまで選ばないといけなくて、白の壁紙だけでも何種類もあって、とても決められなかった。だから、私たちの希望や好みを理解してくれてプランを提案してくれるきづき屋さんのリノベーションは本当に助かりました。

きづき屋では、私たちが手がけたリノベーション物件を見学していただき、気に入ったデザインや取り入れたい仕様を組み合わせるセミオーダースタイルを採用しています。現在の住まいでのお困りごと、家族構成、ライフスタイル、お客様のお好みや趣味など踏まえた提案型のプランニングなので、通常のリノベーションよりも工事期間が短くコストも抑えながら、自分好みの家づくりが実現します。

リノベーション前の間取りは家事動線がけして良いとはいえず、またご家族の人数に対して収納も少なかったため、居住スペースの家事動線と収納バランスの改善をメインとしたプランをご提案しました。

奥様:きづき屋さんのモデルルームを見学したときに、「これが好き」「これがしたい」など好みや気に入ったところをお伝えしただけで、あとは本当にお任せでしたね。自分で選んでいたら、ダイニングの壁を青にしようなんて考えもしなかったと思います。

ご主人:以前は照明の数も少なく昼でも室内が薄暗かったので、「できるだけ明るい家にしてほしい」とお願いしました。ただ、僕はもともと「こうしたい」という思いがたくさんあるタイプの人間じゃないので、彼女の希望を叶えてあげられる家になればいいなと思っていましたね。

リノベーション中は常に不安との戦い。でも今は「やってよかった」しか浮かびません

モールテックスで仕上げたキッチンカウンター。存在感がありつつも、部屋全体と馴染んでいます。

工事中も1階の病院でお仕事をされていたおふたり。現場が気になってしょっちゅう見に行かれたそうですが、工事中の現場を見ても出来上がりのイメージが想像できず、「本当にこれで完成なの?」と不安を感じる場面もあったとか。

ご主人:キッチンカウンターと洗面所のモールテックの仕上げなんかは、特に不安でしたね。モデルルームで実物を見たときはすごくかっこいいと思ったのですが、工事中の状態で見ると「ほんとうにこれで完成?」と思ってしまって(笑)

奥様:主人と「これ、完成かな?完成じゃないよね?」「いや〜塗り途中じゃない?」なんて言ったり、職場のスタッフを何人も呼んできて「どう思う?途中やと思う?」って意見を聞いたりしましたね(笑)

無骨なデザインが特徴ですが、完成した状態を見るまでは「塗ってる途中じゃない?」と思ってしまったそう。

資材や道具が置かれた工事中の状態と、部屋全体が出来上がった状態では、見え方や感じ方が大きく違ってきます。しかし、お客様にとっては見慣れない光景。出来上がりをイメージできないのは当然のことです。そんな不安な気持ちを、おふたりは私たちに正直に打ち明けてくださいました。

奥様:社長と現場監督が来てくださって、実際の洗面台を置いてみたり塗り直しをご提案していただいたりと丁寧にお話をしてくださったので、「もうきづき屋さんを信じるしかない」と覚悟を決めることができました。完成後は、あんなに不安だった気持ちが一気に解消されました。気になっていたカウンターも完成した状態で見たら全然気にならなくて、むしろ「味が出てていいやん!おしゃれ!」って(笑)今は本当にやってよかったという思いしか浮かびません。

理想の家づくり、自分好みの暮らしを実現するには?

不安と期待いっぱいのなか二度目の家づくりを決意し、理想の暮らしを叶えられたおふたり。最後に、理想の家づくりを実現するにはどんなことが大切ですか?と伺いました。

ご主人:可愛い、かっこいい、ということも大切ですが、まずそこに暮らす人のことを考えて、細かい部分までプロの目線で提案してくださる人に頼むことが大切だと思います。

奥様:私のように、「これが好き」「こんな家にしたい」という希望はあるけれど選びきれない、うまく伝えられないといった人は、きづき屋さんの提案型のプランづくりがぴったりだと思います。10年住んで、家族の思い出がいっぱいある家を本当に作り替えて良かったのかなという思いもありましたし、すごく悩んだ時期もありました。でもこの先ずーっと住んでいくところなので、後悔しないことが本当に大切。自分たちに合った会社さんに出会えて、思い切ってやりたいことをやって本当によかったです。

YOie編集部

執筆 YOie編集部

「デザイン思考」で家づくりをする、きづき屋のメンバーたち。クリエイティブな視点で独自のお部屋づくりのお手伝いをいたします。

浅井一樹

監修 浅井一樹

クリエイティブ不動産 きづき屋 代表取締役
「不動産業界をもっとクリエイティブに」をコンセプトに、物件選びからプランニング、施工まで、一貫したリノベーション工事を手がけています。狭い物件や制限のある物件でも、視点を変え、物件が持っている可能性に “気付き“、価値のあるものへと変えていくことを得意とし、つい友達に話したくなるような、住む人の想いが詰まった家づくりで、楽しみながら暮らす人を増やすことを目指しています。